写真を撮りながら・・・レンズで見る形と色彩

サンディエゴ伝道所
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市

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この回からは、デザインを変えた画面で写真を掲載することにした。歴史が新しいといわれるアメリカ大陸にも、ヨーロッパと関係が出来てから500年以上もの歴史があるから、それなりに興味ある写真の好材料は多くある。 歴史的な裏面を考えながら、そんな形や色彩を撮ってゆきたい。
今回はサンディエゴ伝道所だ。正式には「Mission Basilica San Diego de Alcala」、サンディエゴ・バジリカ風要塞伝道所とでも訳すのだろうか。 この伝道所はカリフォルニアで最初に出来たカトリック伝道所だ。フランシスコ派修道士、フニペロ・セラ神父により1769年、現在のオールドタウンのプレシディオ・ヒル(要塞丘)に造られたものが、水源や畑地を求めて数年後に現在の地に移った。 その後いったん廃墟になったが、1931年に昔の通りに再興され、現在も現役の教会堂だ。


 

ミッション・バジリカ・サンディエゴ・デ・アルカラ

カリフォルニアの初期の伝道所に共通するモチーフでデザインされた教会堂入口と尖塔は、夏の日差しにまぶしく輝く。

ミサを行う教会堂内部

現役の教会だけに、中は厳粛な雰囲気が立ち込める。

 

回廊の中庭に通ずる入口

強い日差しをやわらかくさえぎり、涼しげな木陰にある回廊庭園入口は、ホッと一息つける場所を提供する。

庭園内の植物

あまり広くない中庭だが、修道士たちが黙想する場所だった。

古く年を経た屋根の木材

乾燥しているサンディエゴは、シロアリなどの被害を防げば、露出している木材も寿命は長いようだ。

なにか幻想的な回廊の一部

キリスト像に突き当たるこの回廊は、強弱の光に満ちて、独特な幻想的世界を造り出している。

近代的なキリストのモチーフ

濃い茶色や黒に対比する白壁の回廊に、突如として近代的な演出が現れた。現役の教会ならではのアレンジなのだろう。

オールドタウンにある最初の伝道所

今は伝道所ミュージアムになっている最初の伝道所は、プレシディオ・ヒルの高台にある。サンディエゴ湾に入港する船からは、北東の高台の教会堂として目を引いただろう。 今は8号高速道路が下を通るが、ここからも尖塔が良く見える。

まっすぐにのびる回廊

小規模だがまっすぐな回廊がある。裏手の北と東は断崖になり、西側は海を望む。確かに要塞教会だ。

古いワイン・プレス

修道士達は土地のクミアイ・インディアンを指導しながら、穀物を作りワインも作ったようだ。鉄釘や鉄タガをはめ込んだワイン・プレスは、当時の様式を伝える。

明り取り飾り窓

食べ物も不足がちなセラ神父達は、小規模ながら、良くこんな立派な建物を作ったと感心する。技術的な面は一緒に来た兵士達も援助しただろうが、すさまじい努力だ。

リュウゼツラン、ユッカの花

伝道所の前にあるリュウゼツランの1種、ユッカ(Yucca decipiens と思われる。リュウゼツラン科ユッカ属)の古木は、スズランの大親分のような花をつける。夏がシーズンのようだ。

 
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